「お前を選んだのは俺にとって得だった、間違いなくな」

「お前が掴む腕は、もう俺じゃないってことだ」

ーーーーーーーーーーーー

「でも、お前の手を掴んだのも、絶対間違いじゃなかった……絶対」

「いつか……もう一度」

「また会おう。お前と俺がいる明日に……」

10th