柑橘系しか勝たん
8 months ago @Edit 8 months ago
230907 S『news zero』インタビュー
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人気グループ・嵐の櫻井翔が、7日放送の日本テレビ系『news zero』(月~木 後11:00、金曜11:30)にVTR出演。有働由美子アナのインタビューを受ける形で、同日にジャニーズ事務所が都内で故・ジャニー喜多川氏による性加害問題についての会見を行ったことについて言及した。
【櫻井翔インタビューでのコメント】

――会見について

生まれて変わっていくというような決意を感じました。加害を認めたという点で、被害者の方と向き合っていく、これがスタートになるんだという覚悟も同時に感じています。
――新体制を知ったタイミング

数日前にメンバーと一緒に実際に会って聞きました。正直驚きと戸惑いというところです。後輩として(東山紀之の)プレイヤーとしての姿を見てきたので、この事務所の組織の社長になるんだということの驚きと戸惑い。加えて、ステージに立つ東山さんを見られなくなってしまうんだというような、驚きと戸惑いの2つです。
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ただ、会見の中でのご自身の言葉で、人生をかけてとか、命をかけてとか、並々ならぬ大きな決意を感じる言葉もありましたし、何より先日提言された報告書には、被害者の方との向き合いと人権の尊重、コンプライアンスの徹底・ガバナンス、いろんなことが山積しているので、まっすぐ事務所の抱える問題に向き合っていくんだなというような、ご自身の覚悟を感じました。
――東山が新社長、前社長の藤島ジュリー景子氏が代表取締役として残ることは、再発防止特別チームが提言した解体的な出直しになっていないのではないかという批判もあるが。
会見を見た中での受け止めとしては、登壇されたみなさんの言葉から、ジャニー元社長との精神的な決別というか、今までの価値観を完全に否定して、まったく違う組織になっていくんだというような…重ねてですが、強い決意を感じました。加えてジュリー前社長が代表取締役に残るという点ですが、やはり何よりも今向き合わなければならないのは、被害者の方々への誠実な向き合いだと思っています。その中で、今声を上げられている方々だけではなく、これから声を上げる方々も出てくる可能性も含まれる中で、しっかりと誠実にまっすぐ向き合っていくという覚悟の表れなのかなと捉えています。
■性加害の実態「把握しきれていないのが、正直なところ」 事務所に求めるのは「すべての方に真摯に対応すること」

――性加害の実態を知らなかった?
実態というところに関しては把握しきれていないのが、正直なところ。お二方(東山・井ノ原快彦)とも口にしていましたけど、うわさという点では耳にしたことはありました。ただ、当時、自分も子どもでしたし、正直半信半疑というか、そんなことってあるのかなという印象を抱いた記憶です。一方で、この数ヶ月間、ともに時間を過ごした仲間たちを含む何名か、元ジュニアを含む何名かに話を聞いてきました。その中で「いや聞いたことなかった」という人がいたのも事実です。うわさを耳にした人もいれば、聞いたことがなかった人もいれば、あるいは当時子どもだったので、耳にしたけどそれの意味するところを理解できなかったという子もいたかもしれないと考えています。
実態というところに関しては把握しきれていないのが、正直なところ。お二方(東山・井ノ原快彦)とも口にしていましたけど、うわさという点では耳にしたことはありました。ただ、当時、自分も子どもでしたし、正直半信半疑というか、そんなことってあるのかなという印象を抱いた記憶です。一方で、この数ヶ月間、ともに時間を過ごした仲間たちを含む何名か、元ジュニアを含む何名かに話を聞いてきました。その中で「いや聞いたことなかった」という人がいたのも事実です。うわさを耳にした人もいれば、聞いたことがなかった人もいれば、あるいは当時子どもだったので、耳にしたけどそれの意味するところを理解できなかったという子もいたかもしれないと考えています。
では、何ができるのかということを考え直した時、きょうの会見の中でも閉鎖的だったという表現もありましたけれど、ジャニーズJr.が活動するにあたり、相談できるような大人がいるとか活動を見張る立場の大人がいるとか、それも大人がいればいいという問題ではないでしょうから、適切に向き合っていくような環境も作らなくてはならないと思っています。加えてですけど、夢をもった子どもたちを預かる立場でもあるので、ハラスメント、特にセクシャルハラスメントのことを小さな子どもにどこまでどういった言葉で伝えていくのか、議論の余地は大いにあると思いますけど、わかりやすくこうしたことがあることは怖いことなんだ、こうしたことがあってはならないんだ、もしあった時はこういうところに声を上げてねという環境を作らなくてはならないと感じています。
――所属タレントとして、事務所に何を求めていくか?

被害者の方への誠意ある向き合い、二度とこういった不祥事が起こらないような環境づくりの徹底、もう口を開きたくないという方の口を無理やり開かせることなく、すべての方に真摯に対応することが求められていると感じています。所属タレントという立場では、何か心にモヤモヤを感じながら活動するとか、何かまっすぐエンターテインメントを届けられないとか感じることなく、のびやかに自分たちのできることを表現できる環境が整うといいなと思っています。
そのためには、最初に戻ってしまうのですが、被害を訴えている方々、被害者の方々としっかりと向き合い、二度とこういったことが起きないという環境作りなのかなと常に思います。自分ができる範囲とはなってしまいますが、できることを力の限りできたらいいなと思います。
――自身はこれからどうしようと考えているか?

そうですね…自分自身はジャニーズ事務所で、自分のできることを精一杯尽くしていきたいと、改めて強く感じています。なぜならば、今回のことで傷ついているファンの方もたくさんいると思いますし、こういったことで応援することに、ちょっとのためらいが生まれてしまっているとすれば、正直そんなやりきれないことはないと思います。なので、ファンの皆さんにまっすぐ応援していただけるような、ファンのみなさんが笑顔になってもらえるような、我々としては、とにかくストレートにエンターテインメントを届けるような環境にしなくてはならないと思います。
加えて、今ジャニーズJr.で頑張っているみんな、これは願わくば…になってしまうかもしれないのですが、これから同じような夢を見ようと思ってくれる子どもたちがいるとすれば、そういったみんなが見てくれるのは、私たち先輩の背中だと思います。自分自身、やはり先輩の背中を見て「あぁなりたい」と思って、ジャニーズ事務所に履歴書を送りました。自分が後輩たちにできること、ファンの方にできることは、ジャニーズ事務所で自分ができることを精いっぱいして、笑顔になってもらい、背中を見てもらうということかなと。きょうの会見でも改めて理解しましたが、今までと体制も大きく変わり、そこに持つ価値観・信念というものも新たになるところで、自分もまた、自分のできることを精いっぱい…というところです。
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