masaka says
エリオット・カーターの「ピアノについての2つの考察」を、ヴェスタルド・シムクスの演奏で。複雑に飛び交う音が“断続”する第1曲と不規則なアクセントを持つ細かな音符が“架空電車線”のように続いていく第2曲で、98歳の時に書かれた。ジョージ・クラムの「行列聖歌」は模糊とした連符にときどき異質な音が挿入される。ペダル使いすぎか。奏者シムクスの「ピアノ・ソナタ」は田舎で星空を見つめた記憶から生まれたといい、無重力的な“あちら”と重心が下がった“こちら”の2楽章。チャールズ・トムリンソン・グリフィス「ピアノ・ソナタ」はスクリャービン風で全体に過剰。フィリップ・グラス「マッド・ラッシュ」はミニマリズムそのもので飽きる。Artalinna ATL-A031 #nml