masaka says
トン・デ・レーウの「告別」を、ルネ・エックハルトの演奏で。親しみやすい旋律を切れ切れにして少し音を踏み外させた、そんなためらいがちの主題がゆっくり変容つつ動きを増していく。1988年の作品。これを最後において、最初のパルティータ(1943)からピアノ・ソナタ第1、2番、組曲、前奏曲、舞曲などかなりボリュームのあるピアノ作品全集。とりたてて斬新な手法を駆使するわけではなく、形式的には古来の枠組みを利用しているが、よく聴くとそれぞれ微妙なずらしの味わいがある。3組の練習曲あたりは結構面白いかな。Quintone 9789078740162 #nml