masaka says
ジョン・ケージのフリーマン・エチュード第1,2巻を、アーヴィン・アルディッティの演奏で。星座表と易を使って音を決め、4オクターブ以上の跳躍がびっしりならんだりと、究極に近い難曲。「世界の政治的社会的問題の解決は不可能」という言説に対するケージとしての答えだという。音の断片のみで構成される音楽は、だらだら長いフレーズの対極にあって原初に立ち返る。もっと間があってもいいのかなとも思うが、恐るべき水準の演奏。Mode Records MOD-CD-32 #nml