masaka says
森友加計は諸刃の剣であって、それによって政府の横暴ぶりを炙り出すことはできた一方、国会での追求を避けたい与党に共謀罪の議論を深めることなく強行採決(以上に裏技の中間報告による打ち切り)を選ばせることにもなった。圧倒的多数の与党はその気になればどんな法案でも通せるのだから、野党が法案を阻止するためには世論を味方につけるしかない。ここで三浦某が「テロが怖いという庶民感覚がある。そして、批判する側が極端な言い方をするほど、ふつうの人は引いてしまい、賛成側に流れていく」と述べたとおり、一部の危機意識を持つ層以外に支持を広げることができなかった。さらに森友加計もと二兎を追ったためにどちらも取り逃がした。いや、森友加計はまだ今後の展開があるかもしれないが、共謀罪は与党悪質野党稚拙という無力感を残して成立に向かう