masaka says
東現美「岡崎乾二郎 而今而後ジコンジゴ」展に行ってきた。初期の立体「あかさかみつけ」シリーズ(そとかんだ、おかちまち)から《Blue Slope》などの大型金属立体を経てお馴染みのアクリル絵具による色とりどりのストローク抽象画そして意外にも絵本があったり、2Fでは自動描画T.T.T.Botや「頭のうえを何かが」に掲載されていた入院中の絵画、そして“転回”後の3Fはより素材感が濃厚なアクリル画。長いタイトルや更に長いキャプションはいかにも岡﨑だがちょっとこれは飽きるなというところに巨大な粘土細工のような象などのオブジェが並び、この背景にアクリル画が見える景色がなるほどという焦点を結ぶ。コレクション展も充実していたがこれは再訪する