masaka says
池田悟の「弦楽四重奏曲」を、ヤツィナ+カリノフスキー+イヴァノヴァ+ラドゥンスキの演奏で。降りそそぐきらめきが蓄えた力を随時爆発させながら進んでいくコンパクトな4楽章。「アヴェ」は透徹なハーモニクス。パオロ・ジェミニアーニ「はかなさ」は深く静かなところから誕生する姿。マイケル・ボイド「魅惑」は時に軋むグリッサンドがゆったり上下に交錯する。スコット・ブリックマン「SQ第5番」、フレデリック・グレッサー「SQ第2番アロコス」はそれぞれいくらか尖った要素をみせながらも割と普通の4楽章。エリック・バートン・デイヴィス「水中運動」はなんか素朴で特に言うこともない3楽章。Phasma Music Phasma084 #nml