masaka says
森美術館「ルイーズ・ブルジョワ展」に行ってきた。副題は「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」だそうで、うむまぁ怨念というか重苦しい情念のこもった作品群。例の《蜘蛛》シリーズから《ヒステリーのアーチ》《カップル》といった重厚な立体物は見応えはある。初期絵画やグワッシュは素朴な味わいがあるのだが、冒頭に出てくる《出産》《授乳》のシリーズをはじめ、伝記的背景のメッセージ要素が強すぎてちょっと引いてしまう。それが本質なのかもしれないが、プレゼンテーションとしてどんなものかな