masaka says
MOTコレクション展「被膜虚実」に行ってきた。百瀬文の《山羊を抱く/貧しき文法》はモンゴルまで赴くという熱意と結局のところ山羊に拒絶されるという不条理の落差が潔い。名和晃平《PixCell-Bambi》は一見チープながら少し畠山直哉の水滴を思い出して和む。「めぐる呼吸」の方はサム・フランシスの巨大な絵。TCAA記念展の「さばかれえぬ私へ」は竹内公太《地面のためいき》や《眺めの回収/風船憑依》はなるほど感。2023パスポートは20分ほど並んで入手できたが、それほど急がなくても大丈夫だったか