masaka says
スティーブン・ガーバーの「弦楽四重奏曲第1~3番」を、アマーネット弦楽四重奏団の演奏で。第1番(1973年)は十二音技法のようなくねくねしたユニゾン音列に対比音群は断片的な音を散りばめたり違う方向にユニゾンでくねったり。第2番(81年)はもっと複雑なセリー風に各楽器がやり取りする3楽章。第3番(88年)はどこかの民族音律を使ったのか捉えにくい4音動機から始まる。併録「スピリチュアルズ」(2000年)は弦楽合奏曲のSQ版でドボルザークやラヴェルへのオマージュとかドローン上のフォークソング風とかの合間にモダンな断章も交じるへんてこな10章。Albany TROY1931 #nml