masaka says
メッテ・ニールセンの「一緒に」を、ヌォヴォ四重奏団+ヨナス・フロルンドの演奏で。SQ+バセットクラリネットで、微分音を駆使したくねるフレーズに不協和音や硬質の軋む音が絡み合う。「分かれて」はSQのみで、「単独で」はバセットクラリネットのみで、その要素を奏でる。さらにSQのみで「凍りついた瞬間の概念」はハーモニクスの分散和音やグリッサンド、「1楽章の弦楽四重奏曲」はD音がずっと反復され、「歌の思い出による四重奏曲」はPizzと軟体動物的な線の交錯に押しつぶすような鋸音が乱入する。面白い。Dacapo 8.224745 #nml