masaka says
松平頼曉の「反射係数」を、太田真紀+甲斐史子+中村和枝の演奏で。皆川達夫のテキストで民謡風だったり子供の遊び歌だったり素朴な素材をVaとPf(プリペアド)を伴って歌う超越した時間。「アーロンのための悲歌」は叫び声から始まり語り歌う独唱。「歌う木の下で」はCbを伴いゆったりと、「ローテーション II」はSaxとともにさまざまな発音で、「時の声」はEギターの滲んだ音を従えて。「サブスティテューション」はPf伴奏で微分音から語り、絶叫まで。声の可能性が究極まで試されつつしっとりした音感。ALM Records ALCD-125 #nml