masaka says
施井泰平「新しいアートのかたち NFTアートは何を変えるか」を読んだ。投機を煽る手合の話とは一線を画し、そもそもアートとは何か/アートの市場と所有とアウラといった概念から、ガス代/スマートコントラクトなども含むNFTの仕組みの説明、そしてNFTの持つ可能性まで丁寧かつコンパクトに纏められている。後半は坂井豊貴、山峰潤也、武田徹各氏との対談で異なる視点からNFTを捉える。アーカイブとも相性がよく大きな期待が持てる技術だ。と思って現在のNFTマーケットなるものをチラ見すると残念ながら作品以前のガラクタ箱状態で落差に萎えるな