masaka says
ポール・パターソンの「会話」を、デュオ・カロスの演奏で。ClとPfが対話する急緩急の3楽章で調性は大きく逸脱するもののどこか軸が残り最後はジャズ風でもある躍動。1974年。ペンデレツキの「クラリネットとピアノのための3つの小品」も短い急緩急で音があちこちに飛び散る。56年。ワインベルクの「クラリネット・ソナタ」は物悲しくゆったりした1楽章、フォークソング風ながら愁いのある2楽章、重く悩みを抱える3楽章で45年。そしてプロコフィエフのVnソナタ第2番のCl編曲版。これが案外ぴったり来る。DUX DUX1783 #nml