masaka says
マルティン・スモルカの「芭蕉」を、デイジー・プレス+アレフ・ギター四重奏団の演奏で。微分音調弦のハーモニクスで揺れ動くギターにSopが芭蕉の句を少し重ねる。5曲のうち3曲で句が用いられ特に3番目は歌のみで多彩な表現。ただ何の句なのかよく分からず。「李白の歌」は音程を定めずゆらゆら上下するSopを疎なギターの和音がさまざまに変容しながら支える。「ギター四重奏曲のための8つの小品」は微分音調弦による不思議な分散和音が緩急いろいろな形で。さらにジョン・ケージ「マルセル・デュシャンのための音楽」のギター四重奏編もハーモニクスを駆使。どれもすこぶる興味深い。Kairos 0022007KAI #nml