masaka says
エミール・タバコフの「交響曲第9番」を、ソフィア・フィル+タバコフの演奏で。半音+五度上昇のモチーフを圧縮したり反転したりしながら絶えず繰り返し圧力が変化する1楽章、半音上昇を装飾にしながら錐揉みが絡んでいくプレスト、半音下降から組み合わせを変えた動きにFの4連符が呼応する3楽章、半音階の上下が複雑なジグザグ走句の組み合わせに発展する中で半音上昇から始まるH-C-D-Eがはっきり姿を現してくる終楽章。併録「15の弦楽器のための協奏曲」は静かな動きの中に半音上昇で始まったりドリア旋法だったりする早い動きが随所に現れる3楽章。Toccata Classics TOCC0636 #nml