masaka says
スティーヴ・ライヒの「バーモント対位法」を、クレール・マルシャン+ローレンス・ボールガールの演奏で。Picc+2Fl+AFlの四重奏でアルペジオの重なりをずっと反復する、何となく清々しい。武満徹の「遊歴者」「エア」はゆったりした双子のような、「声」は風奏や掛け声も含めた動的なFl独奏。ベリオの「セクエンツァ I」はシリーズの出発点となる1958年作品。エドガー・ヴァレーズの「密度21.5」は初演者が世界ではじてて用いた白金Flにちなみその密度。ライナルド・アルセノーの「幸福」はゆるゆると続く。フィン・モッテンセンの「無伴奏フルート・ソナタ」は序奏-アレグロ、主題と変奏、軽やかな終曲の3楽章で1953年。ATMA Classique 00722056603522 #nml