masaka says
松村禎三の「ピアノ協奏曲第1番」を、渡邉康雄+野平一郎+オーケストラ・ニッポニカの演奏で。派手な振る舞いをせず日本風というかややアンニュイな音律で形になりきらない音がじわじわと積み重なりやや騒々しくなったあと最後5分程はPfのみになって消えていく。「ゲッセマネの夜に」はジョットの『ユダの接吻』からのインスピレーションによる音画。「交響曲第1番」は指向性のはっきりした構築の1楽章、Fl独奏に始まりHpが琴のような緩徐楽章、うねうねとした無窮動が発展していく終楽章。1曲めはちょっとオケが不安定だが仕方ない。MClassics MYCL-00030 #nml