masaka says
ギティ・ラザズの「歌とささやき」を、キミア・ヘサビの演奏で。Va独奏がハーモニクスの分散和音からイラン音楽的主題を奏でグリッサンドとスルポン刻みを駆使して妖しげに姿を変えていく。バハール・ロヤエーの「墓石」はさらに軋みながら変化する音色を駆使して凄みと深みのある表現。アリレザ・マシュアイェヒの「異形」は即興変奏曲的な独奏、「Vaソナタ」はPfを伴いエキゾチックな音律で変化していく3章。モズガン・カヒアンの「ハニとシェ・ムレド」はバローチー民話のキャラクタを描いたという4章。ニルファー・ヌールバフシュの「隠された」はグリッサンドに始まり多重化される音に声も加わる。ショワン・タヴァコルの「カマルト」はケマンチェ+アルトの造語で前半はルーミーの詩による歌も加わる。New Focus Rec FCR315 #nml