masaka says
ホラチウ・ラドゥレスクの「山羊座のノスタルジックなこおろぎ」を、サミュエル・ダンスコムの演奏で。高音域まで重ねられた7つのClがゆっくり波打つようにクレッシェンド/デクレッシェンドを繰り返す“音楽と静寂の拍-潮”。「小さな無限空間の一体性」はオルガンやシンセの古い録音と木笛などの新しい録音テープからD音を中心とするスペクトルのようなノイズ的世界を合成。「内時間/外時間」は高音域のCl群と低音域のFl群が隣接音を反復してスペクトルを生み近寄ってき濁ったりという感じだが、元はFlのための外時間とその音程を逆転させClとしただけで同一の内時間があり多重化ているらしい。Mode Records MOD-CD-339 #nml