masaka says
尹伊桑の「八重奏曲」を、シャウロン・アンサンブルの演奏で。Cl+Fg+Hr+弦5で、細かくグリッサンド上昇する音を重ねてながら“主要音”を軸にした展開に至るがその中心は変化して行きそれらもグリッサンドで動く。持ち味の出ている78年作。「六字大明呪」は仏教テキストを用いた5部のオラトリオで瞑想的な部分はなかなかのものだが強音になると古臭いのは64年作だからか。「炎の中の天使」は最後の管弦楽曲(1994)でSop+女声合唱を伴うエピローグが加わる。ゆったりと動く中に短三度上昇グリッサンドののモチーフが含まれ打が乱舞するところもあるが古臭さいカオスは(ほぼ)なくエピローグは穏やか。Int'l Isang Yun Gesellschaft IYG011 #nml