masaka says
ショーン・E・オクペブホロの「都市美」を、リンカーン・トリオの演奏で。19世紀シカゴの建築運動をテーマにジャズ風やシュールめの新古典などを織り交ぜる3章のピアノ三重奏曲。オーガスタ・リード・トーマスの「太陽の周りの輪」がG音を巡る絞り込まれた音からD音に絡む動きへと変化する2章。シュラミト・ランの「独白」はイディッシュ劇によるオペラを原点にゆったりしたAの分散和音から特徴ある旋法へと。ステイシー・ギャロップの「聖域」はユダヤ民謡の香りがする回想的な前半と再会の喜びという後半。ミッシャ・ズプコの「ファンファーレ80」は短いながらアメリカンな味わいたっぷり。Cedille CDR90000-211 #nml