masaka says
ヴィクトル・カラビスの「弦楽四重奏曲第1番~第7番」を、コチアン四重奏団の演奏で。無調でありながら順次進行のモチーフが中心で優しげなふりをする第1番(1949年)。音もリズムも複雑さを増して代表作と呼ばれる第2番。謎掛けのような独特のフレーズの第3番。バッハが引用される単一楽章の第4番(ここからツェムリンスキー四重奏団)。ユダヤ的という音律と勢いのある第5番。よく似た開始の装飾音符が重要な働きを持ちマルティヌーの思い出によるという第6番。そして細かな動きが支配する単一楽章の第7番は1993年。Praga Digitals PRD250262D #nml