masaka says
柳沢一男「装飾古墳ガイドブック」を読んだ。見開き2ページの解説+同2ページのカラー図版をセットにして時代順に九州の装飾古墳を取り上げていく構成で、通読する読み物というよりは図録的な感じ。第1期は地味だが第2期の抽象図形は興味深く特に双脚輪状文というのは面白い。動物や舟が描かれるのはある程度想像がつく一方、第3期になると線画の細かな表現になり彩色画はむしろ衰退するというのは意外