masaka says
エドワード・グレグソンの「弦楽四重奏曲第1番」を、ナバラ四重奏団の演奏で。不協和音の上昇主題で始まり無調のふりをしてみせるが分かりやすい要素も多く時どきロマンチックが顔を出す、というかそんなこと承知の上での69歳にしての第1番。「同第2番」は柔らかな和音とグリッサンドから不安な動きに移りまたシシリアーノが戻ってくる単一楽章。「三部作」はVn独奏で厳しく技巧的な《ディオニソスの対話》から《愛の悲しみ》そして躍動に静止が紛れ込む《無窮動》の3曲。「ジヴェルニーの庭」は1964年、「ベネディクトゥス」は88年のベタなロマンチック曲をそれぞれEhr、ASaxとSQ用に編曲。Naxos 8.574223 #nml