masaka says
デーン・ルディアの「テトラグラム」を、シュテッフェン・シュライエルマッハーの演奏で。占星術師でもあるという作曲家らしく謎めいた連作で、全9曲中1~3番が収録されている。平行和音のフレーズがあるかと思えば単音のパズルのような音形もあり。「ペンタグラム」から第3番はやや重心が低いが同じようなゆっくりした謎掛け。「グラニット」は跳躍音が特徴的なモチーフで始まりやはり音の詰まった和音フレーズで進む。中間部はやや動きあり。「3つの賛歌」はさらに跳躍音の傾向が強く。どの曲も密集した重めの和声でやや圧迫感あり。Hat Hut Records 888831591146 #nml