masaka says
ルチアーノ・ベリオの「フォーク・ソングズ」を、アンサンブル・ノイエ・ムジーク・チューリッヒの演奏で。へぇベリオにこんな分かりやすい曲がと思ったが、4曲目あたりからそれぞれ独自の旋法を持っていたりして案外面白い。「室内音楽」も曲名のイメージとは違って歌曲。ジョイスの詩集がChamber Musicという標題なのだと。しっとりした空気感ながらセリーを使っていたり1曲まるごとほぼA音のみだったり。エディソン・デニソフの「赤い生活」はSopとFl+Cl+Vn+Vc+Pf+打で、ボリス・ヴィアンの詩をシャンソンやジャズの語法からセリーまで駆使して歌う。変幻自在かつ香り高い。Hat Hut Records 888831581239 #nml