masaka says
カリン・レーンクヴィストの「軌道に乗って」を、アルパカ・アンサンブルの演奏で。Cl+Vn+Vc+Pfを惑星に見立てた“移動する四重奏曲”だと。チープなVnに音程が狂うCl(という全楽器妙な旋法)、内部奏法や打みたいなPf、髪振り乱すVcというアナーキーな世界。「遠くて近い」はCl独奏でこれはつまり自然倍音による音律?「座礁」はVn+Vc+Pfが互いを追いかけるかと思うとそれぞれ勝手に語りゆらゆら揺れ動く。「ガイア」はVc独奏で少しノスタルジックなパントマイムか。「寝言」はCl+Vc+Pfで息と内部奏法だったり粗野なリズムに微妙にずらした音程で絡み合ったり。「田園詩」は頻繁に転調するけれど穏やかなPf独奏。LAWO Classics 7090020182469 #nml