masaka says
クリストファー・フォックスの「イリーク」を、ジョン・スナイデルスの演奏で。単純な音形の野性的なフレーズが少しずつ移動していく。「リイリーク」は短い休符をはさみながらやはり同じ運動が続く。イヴォ・ヴァン・エメリクの「多声的にはめこまれた白」はクレーの絵のタイトルを使っているが断片的な音でちょっとイメージ違う。リシャルト・ラインフォスの「5声部の習作」は不協和音を強調しながら広域に運動する。ジェイムズ・ロルフの「馬鹿な悲しみ」は逆に音を絞ったつぶやきが高まりかけるが沈黙に戻ってしまう。ルカ・フランチェスコーニの「マンボ」は低音の不器用な動きが奇妙な連続上下運動に成長する。Hat Hut Records 888831582557 #nml