masaka says
ゼイネプ・ゲディズリョグルの「今の光景」を、菅原幸子+辺見智子+ディオティマ弦楽四重奏団の演奏で。ハーモニクスやPizzを駆使するSQと2台のPfが対峙する。スピード感あふれる導入から動きを探り合う中間部そしてそれらが入り混じる。「今―私の左手で」はちんどん屋的に不安定なBSaxにいろんな楽器が茶々を入れる。「接続と拒否」はアンサンブルの各楽器がそれぞれ異物として全体と拮抗するらしい。「言葉」はア・カペラの5声が長音crescとシュプレヒシュティンメ的な要素を組み合わせて挑戦的に。「不在者の視線」はPf+オケで精緻な断片が飛び交う中にベタな部分も。Wergo WER6428-2 #nml