masaka says
ガリーナ・ウストヴォリスカヤの「クラリネット三重奏曲」を、ハルメン・デ・ブール+ヴェラ・ベス+レインベルト・デ・レーウの演奏で。十二音技法なのかなと思うような不安定かつ表情豊かなClの旋律がPf、Vnと広がっていく。ドルチェの中間楽章を経て最後は7/8拍子のように感じられる壊れた機械のようなフーガもどき。「ピアノ・ソナタ第5番」は荒々しい動機で始まり静けさと暴力的和音が交互に。「二重奏曲」はVn+Pfで冷たく病んだ訴えと厳しい闘い。Hat Hut Records 889176544781 #nml