masaka says
シュニトケの「ピアノ五重奏曲」を、エヴァ・クピーク+ペーターゼン四重奏団の演奏で。母の追悼として書かれ悲哀と苦悩の不協和音が織りなす。調性を装って始まってもすぐに絡め取られるが響きは何か透徹したところがある。「ピアノ協奏曲第2番」は室内オケの楽器が様々に繰り出す断片的要素とPfが向き合う。1964年の曲でセリー技法が用いられている。「ピアノ四重奏曲」はマーラーのPfQの未完スケルツォを補筆完成すべく試みたといことでロマンと前衛が入り交じる。「ピアノ三重奏曲」はロマン的な詩情が出ては否定されまたすぐに戻ってくるという感じ。Delta Music Entertainment 0859381138136 #nml