masaka says
エンノ・ポッペの「フェルト」を、ヤーン/ワイアーの演奏で。2Pf+2打のカルテットで、繊細な絡み合いから始まって混沌とした強奏に向かっていく。後半IIは少しリズム感が変わりジャズに近づく。Feldは英語ならField。ウォルフガング・ハイニガーの「新月」はPfではなく微分音も扱う電子オルガンを用い、ゆっくりながら刺激的でメカニカルなつくり。ポッペ+ハイニガーの共作「トンバント」はもはや鍵盤上の音程は部分的な要素に退き、様々な打楽器と奇怪な電子効果音の饗宴。後半は鍵盤が微分音を含めて前面に出てきてけっこう煩い。Wergo WER7398-2 #nml