masaka says
ユッカ・ティエンスーの「白昼夢」を、イスモ・エスケリネン+ティエンスーの演奏で。細かく動いてはハーモニクス、そして微分音。第3弦を通常より少し高く調弦し、さらに曲の最後では他の弦も変えるのだという。電子楽器は自己主張せず影のように寄り添う。譚盾(タン・ドゥンの「7つの欲望」は中華風の香りとスパニッシュ的技法を少しずつ盛り込む。オッリ・ムストネンの「ギター・ソナタ第2番」はやや神秘的な。カレヴィ・アホの「ソロ XI」はイラクのウド即興のような旋法で低音弦を低く調弦。セバスチャン・ファーゲルルンドの「クロモス」は太陽の彩層からの発想だという。そして最後にティモ・アラコティラの「詩篇」。BIS-2395 #nml