masaka says
アレックス・シャピロの「ピアノ組曲第1番」を、アダム・マークスの演奏で。「幼年時代の響き」と題されて私小説っぽいウェットさがひっかかるが、響きとしてはまずまず面白い。ただそれ以上はどうかというと。「スパーク」は速い字余りアルペジオを背景に別要素が対置されるのは面白いが中間部あと一工夫。「ピアノ・ソナタ」は第1、3楽章はそれなりだが第2楽章は味わいが分かるまでに時間が必要。「アルカナ」は無調のヒーリングという感じの8曲でちと冗漫な部分も。ほか「ゆっくり探して」など。INNOVA041 #nml