masaka says
オマール・ダニエルの「ピアノ三重奏曲」を、ランズ・エンド室内アンサンブルの演奏で。第1番は1999年作で微分音らしい弦の重音に導かれPfが暴れる。弦のカデンツァは音程悪い疑惑もあるがやはり微分音か。第2番は2015年で音はますます荒唐無稽、野蛮な味わいを増すが中身は薄くなる感じ。「VcとPfの二重奏曲」は一方が細かく動くと他方が攻撃的アクセントで応じてみたり、かと思うとしばらく独奏だったり。やはりVc音程悪い疑惑。「2つの歌」はSop独唱にAFl+BCl+Hr+Vn+Vc+Pf+2打で、ゆっくり静かに各楽器が絡み合ってなかなか良い感じを生むがTimpが入った強奏になるとどうも。歌や軽い打楽器は悪くない。フォルテがいまいちなのは演奏によるのかも。Centrediscs CMCCD28120 #nml