masaka says
カレヴィ・アホの「ソロXII」を、戸川ひよりの演奏で。同僚ラウタヴァーラの追憶に、Vaのハーモニクスから高音域の実音、そして中低音に降りてきてまた上昇していく。「IV」はVc独奏であまり技巧に走らず無調だけれども懐かしさすら感じさせる歌をじっくり紡いでいく。「IX」はOb、「XIV」はCl、「V」はFg、「X」はHr「III」はFl独奏でいずれも高度な技巧を用いている。特に「III」の幽玄な世界の微分音音階は印象的。BIS-2446 #nml