masaka says
ラッヘンマンの「コントラカデンツ」を、ギーレン+シュトゥットガルト放送響の演奏で。鋭角的な楽器音の断片がぽつりぽつりと鳴り、間に打やプリペアド・ピアノなどの音が薄く敷き詰められ、たまに管楽器群が短くクレッシェンドして合いの手を入れる。高音のハーモニクスが遠く響きラジオ番組の録音が唐突に短く挿入される。「音の影」は48弦奏者+3Pfでやはりぽつりぽつりコル・レーニョだったり崩れるような音塊だったり。「ファサード」は少し音の鳴る時間が長めだが隙間がたっぷりあるのは同じ。チリチリ鳴っているのはテープのヒスノイズらしい。Kairos 782124122324 #nml