masaka says
ウォルトンの「バイオリン・ソナタ」を、マシュー・ジョーンズ+アナベル・スウェイトの演奏で。1947/49の作で抒情的で自由に広がっていく第1楽章としっとりした(しかし十二音音列を使っているという)主題と変奏の第2楽章。ミステリアスな雰囲気から異国趣味風のマーチまで。「ピアノ四重奏曲」は18/19年の作(74/75改訂)で、少し旋法を使ったりしつつも基本は調性的だが瑞々しく気持ち良い。ラヴェルの香りも。「トッカータ」は“実験時代”の22/23年で他とはかなり違う攻め方。「2つの小品」は映画音楽「ヘンリー五世」から。Naxos 8.573892 #nml