masaka says
クセナキスの「ペルセファサ」を、メモリー・イン・モーション・アンサンブルの演奏で。6人の打が聴衆を囲み高低さまざまな太鼓から中間部では鐘や木などの硬質音、さらに玩具系が混じって太鼓連打が戻ってきて混じり合う。フランソワ=ベルナール・マシュの「風」も6打でMarb、Vib、ベル、音階銅鑼、Timpなどの音を重ねて響きを変化させていく。鍵盤系の同音連打は煩くなりがちで、最後のTimpもやや興ざめ。アルシデス・ランサの「センサー VI」はアポロ11号の宇宙飛行士のセンサーから送られてくる信号を表現したと。同「ムナイス・ムネーメー」は中国の大型トンボの特徴によるという。ジフア・タンの「ソリテス」はブラシを使ったノイズ的音をポツポツ鳴る太鼓などと組み合わせる。Mode Records MOD-DS-325 #nml