masaka says
シュテファン・ヴォルペの「アンナ・ブルーメに」を、ブラント=ジーグルトソン+ヨハン・ボッセルスの演奏で。「ピアノと音楽的道化師のための」という副題を持ち、十二音技法の跳ね回る音楽にあのクルト・シュヴィッタースの詩を乗せる。1929年。作品7「4つの歌」も同年で通じるスタイル。「3つの歌」はカストナーの詩による同年のものとブレヒトによる43年のものがあ。後者はよりシンプルで演劇的で31年の「8つの歌」もこれに近い。一方43/47年のピアノ曲「戦いの曲」では“従来の線的音楽概念を打ち壊して音楽の垂直的空間的次元に取り組んだ”ということで新しい広がりと切れ味を持つ7楽章。NEOS10719 #nml