masaka says
エンノ・ポッペの「ハーレ」を、ハンナ・ヴァイリッヒの演奏で。ポルタメント満載のくねくねしたVnは元は鳥の声を思い出すものだと。「シュトーフ」は9を要素にした指数関数的操作による素材を9楽器がそれぞれ勝手に奏で最後に苦しげな上昇へ。「ブロート」は金打Pf5奏者がとりとめない長短の断片を繰り出しながら力を増していくが最後に力尽きる。オペラ「仕事、食物、家」に基づくという。「ズーク」は7金管がA♭付近の微妙な音から始まって微分音や自然倍音を取り入れながらよくあるブラスアンサンブルのパロディと見せかけつつ。「フェル」はドラムセットのソロでギロなども用い暴れまわるだけではない。Wergo WER7395-2 #nml