masaka says
スティーヴ・ライヒの「2台またはそれ以上のピアノのための音楽」を、ジモン+シュヴァインベンツの演奏で。長めの静かな序奏の後、反復音シンコペからアルペジオで突っ走るかと思いきや、ゆっくりになって内部奏法も加わる。「エイト・ラインズ」は木管+Pf1のアルペジオに弦+Pf2のシンコペーションリズムを基本に5部構成で移行時に転調もある。「ヴァーモント・カウンターポイント」はFl属5本でのアルペジオ+シンコペでテンポが緩む(音符の単位が変わる)ところも。音色が軽やか。「ニューヨーク・カウンターポイント」はCl+Bclの多重録音で強弱波打つ連音からシンコペのアルペジオに移る3部構成。「シティ・ライフ」は打楽器や声も加えた編成で速いリズムパターンとゆっくりした反復が交互の4曲。Naxos 8.559682 #nml