masaka says
ペンデレツキの「スターバト・マーテル」を、クラクフ・ポーランド放送合唱団+クラクフ・フィルハーモニー合唱団の演奏で。暗く重々しいバスのAに少しずつ音が重ねられ、SopのEでいろいろな方向から光が差し始め精妙な響きが広がるが最後は唐突なニ長調協和音で。シマノフスキの「スターバト・マーテル」は管弦楽付きで旋法的要素と半音階が混じった柔和な主題、土の香りの主題、古いポーランド聖歌など起伏の大きなの6楽章。ルトスワフスキの「葬送音楽」は弦楽で十二音からチェイン技法まで。ペンデレツキの「アダージェット」は歌劇「失楽園」の追加間奏曲として作られたもので、ロマンチックな苦悩というか。演奏は最上というわけではない。Polskie Radio 5907812245924 #nml