masaka says
ペンデレツキの「フローレセンセス」を、ポーランド国立放送響の演奏で。6群の打を含む大規模管弦楽でサイレンや鋸、掃除機など妙な音も鳴ったりするが煩くはない。訳すと蛍火。「放射」(エマナツィオーネン)は2群の弦楽合奏がトレモロとハーモニクスを多用し早くもトーン・クラスターのような響きで。「ポリモルフィア」は無から始まりクネクネしたグリッサンドが絡まってコル・レーニョの乱れ打ち、ユニゾンが滲んで行くが最後はハ長調和音という弦楽合奏。「デ・ナトゥラ・ソノリス」(本性の響き)は第1番が1966年、Saxなども含む大編成でTimpあたりがやや煩い。第2番は1971年で間をとった散発的な音が徐々に騒々しいカオスに向かい、また静まる。Polskie Radio 5907812247997 #nml