masaka says
竹西寛子「式子内親王・永福門院」を読んだ。雪の玉水や夢にあらわれる内親王の凛とした歌、心もとない自己を自然の叙景に託す永福門院の歌、記述は堅苦しくしばしば主観的ながらよく歌人の深層に分け入って説かれていると思う。古今集から新古今への変化についても