masaka says
トマス・エーヤフェルト・オレセンの「風が吹く場所」を、タウスク+デンマーク国立響の演奏で。フリージャズもどきのアンサンブルからスケール上下、擬音的遊び、多彩な打楽器と表層に徹して始まり、旋法的ユニゾンの旋律も見せながらずっと音色/効果を追求し、自棄っぱちのようなffを経て懐かしい感じの旋法逆行下降旋律、そして再び音色のサービス。子供向けミュージカルに良いかも。「チェロ協奏曲」は冒頭からDのスケールが多用され、その後も調性的なノスタルジーを振りまくかと思えば実は無調だったり時に派手な不協和音で楽しませるも、最後はまたDへ。Dacapo 8.226586 #nml