masaka says
グラジナ・バツェヴィチの「無伴奏バイオリン・ソナタ第2番」を、キンガ・アウグスティンの演奏で。重音やアルペジオの古い枠組みに不協和な反調性音を埋め込む技巧的な。エリオット・カーターの「4つの賛美」は伝統的な無伴奏の技法を多用しながらも音が縦横に飛び回る。ベリオの「セクエンツィアVIII」は重音奏法が細かな動きとなりそこに切り込む鋭い和音が。ペンデレツキの「無伴奏Vnのためのカプリッチョ」は切れ味良く上下しつつ畳み掛ける。尹伊桑の「大王の主題」は音楽の捧げものの主題を用いた変奏曲。デブラ・ケイの「ターニング・イン・タイム」はアウグスティンの求めでバッハのシャコンヌとのつながりがある曲を書いたと。Centaur CRC3836 #nml