masaka says
グバイドゥーリナの「10の前奏曲」を、ウラディーミル・トンハの演奏で。もともと「10の練習曲」として奏者に献呈されたチェロの独奏曲。スタカートとレガート、スルポンとスルタストなど奏法を対比する形で書かれているが、求められるのは表現方法の探求で、全体としてくすんだ渋い味わい。「そして:祭りは高らかに」はVc協奏曲で、最初の方は独奏と一部の楽器が密やかに不安げに対話しているが、徐々に殺伐としてきて後半はTimpが威圧的。人々の営みが最後の審判に至る云々の詩によるらしい。col legno WWE1CD31881 #nml